敬老グループにおける
新型コロナウイルス感染予防の取り組みについて

新型コロナウイルス感染症について、罹患しても約8割の方は軽症で経過し治癒する例も多いことが報告されていますが、 一方では高齢者や基礎疾患のある方は重症化するリスクが高いことも報告されています。 そこで、少しでも皆さまの安心に繋がる事ができるよう当グループで実施している感染予防対策をご紹介いたします。

<当グループでの取り組みの一例>

1. 職員が行っている感染予防対策

手指衛生
出勤時・昼食前・外出から帰社時・退勤時・ご利用者の方・患者様への手指衛生6つのタイミング時、手洗い・手指消毒を実施し、職員が感染症を広めないようにしています。
マスク着用
全職員サージカルマスクを着用し飛沫感染の予防に努めています。
職員の体調管理
出勤前・出勤時・昼食前・退社時の1日4回 体温測定と健康チェックを実施しています。職員の体調の異変にいち早く気づき対応する事で、施設内に感染症を持ち込まない様にしています。
食事時の飛沫対策
食事時は対面を避け、1メートル以上距離を保ち、食事中の会話はしないようにしています。食事後は次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)による拭き取り消毒を行っています。
更衣室での密集対策
更衣室は入室人員を制限し、職員同士が密にならないようにしています。
換気の実施
換気の悪い密閉空間を作らない事により、集団発生のリスクを大きく軽減する事が実証されてるため、定期的な2方向換気を行い、また換気の必要性を職員に伝えるため全館放送を1日2回実施しています。
清掃
不特定の方が触れる可能性のあるドアノブ、椅子や手すりなど、毎日 次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)による拭き取り消毒を実施し接触感染予防に努めています。
面会時の対策
面会時等直接会話が必要な場合は、対面用アクリルスクリーンを使用し飛沫感染の予防に努めています。
ガウンテクニックの指導
全職種ガウンテクニック習得に向け、ガウンテクニック評価表に基づき、指導をしています。

2. ご利用者の方・患者様に対する感染予防対策

手指衛生
食事前後、敷地内散歩前後等手指消毒をしていただいています。
マスク着用
飛沫感染の予防のため、マスク着用を呼びかけ、ご協力いただいています。
体調管理
1日3回検温を実施し、発熱者をグラフ化し異変の察知に努めています。 37.0℃以上の方は、個室対応とさせていただいています。
食事時の飛沫対策
ご利用者の方・患者様の距離(1メートル以上)を保ち対面の場合はアクリルスクリーン等を使用し食事をしていただいています。食事後は次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)による拭き取りを行っています。
他科受診後の対応
14日間個室対応・個別対応とさせていただいています。
行事、各階で実施
各階毎にご利用者の方の距離(1メートル以上)を保ち実施しています。

病院における
新型コロナウイルス感染予防の取り組みについて

受付での検温と問診
受付での検温や問診により新型コロナウイルス感染の可能性が少しでも、疑われる場合は、他の患者様と接することが無いように、自家用車などでの待機をお願いしています。そのうえで医師が適切に対応しています。
待合室での飛沫対策
自覚症状のない患者様同士もできるだけ密にならないように待合室の座席には、ソーシャルディスタンスの表示をし、患者様同士が距離を保ち座っていただけるようにしています。職員との間にも透明のシートを設置するなどの対策をしています。
清掃
不特定の方が触れる可能性のあるドアノブ、椅子や手すり、待合室の椅子なども次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)による拭き取り消毒を行っています。診察毎に椅子ベッド等の拭き取りも実施しています。
入場制限
玄関入り口ではインターホンで対応したり、入院患者様への面会については、感染状況により禁止したり制限したりすることで新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めています。

通所サービス(ユートデイケア・デイサービスピア)における
新型コロナウイルス感染予防の取り組みについて

職員が行っている感染予防対策
8:30
①手指衛生・・・出勤時、昼食前など随時に手洗いと手指消毒を行っています。
 職員は手指消毒用スプレーボトルを携帯し、常に手指消毒を行うことができるようにしています。
②職員の体調管理・・・出勤前、出勤時の体温測定と健康チェックを実施しています。
③マスクの着用・・・全職員がサージカルマスクを着用し、飛沫感染の予防に努めています。
ご利用者の方にお願いしていること ~ご利用日当日~
8:45
①体調確認・体温測定・・・ご利用日当日の体調の確認と体温測定をお願いしています。
 体温が37.0℃以上ある場合や新型コロナウイルス感染症の諸症状がある場合には、施設へ連絡をお願いしています。
②健康チェック表の記入・・・健康チェック表に体温や新型コロナウイルス感染症の諸症状などを記入いただきます。
③マスクの準備と着用・・・使い捨てマスク・布マスクどちらでも構いませんので、ご準備とご着用をお願いします。
お迎えの時に・・・(乗車前)
8:45

9:30
①健康チェック表の確認・・・新型コロナウイルス感染症の諸症状や渡航歴などが見受けられる場合には、通所サービスのご利用を中止していただきます。
②体温測定・・・乗車前に非接触型体温計を用い、ご利用者の方の体温測定を行います。
③手指消毒・・・乗車前にアルコール消毒液による手指消毒を行っていただきます。
送迎中は・・・(乗車中)
9:00

9:30
①ご利用者の方の密の回避(車内のソーシャルディスタンスの確保)・・・送迎者は予め、ご利用者の方の座席位置を決め、密の回避に努めています。
②車内の換気・・・窓を2~3cm開け、エアコンは「外気導入」として、密閉空間とならないように努めています。
施設ご到着後は・・・
9:30

9:45
①手洗い・うがい・手指消毒・・・施設玄関の洗面台で手洗い・うがい・手指消毒を行い、デイルームへ移動します。
②体温測定・バイタルチェック・・・到着後、デイルームにて体温測定とバイタルチェックを行い、体調確認をさせていただきます。
ご利用中は・・・(デイルームにて)
9:45

16:00
①デイルーム内の換気・・・定時と随時でデイルーム内の換気を行い、密閉空間とならないように努めています。
②ご利用者の方の密の回避(デイルーム内のソーシャルディスタンスの確保)
・・・ご利用者の方の同士の間隔を空け、密集・密接空間を回避しています。
③マスクの着用・・・ご利用者の方同士の飛沫感染予防のため、できる限りのマスクの着用をお願いしています。
④1日3回の体温測定・・・来所時・昼食後・帰宅前に体温測定を行い、早期の体調変化の発見に努めています。
⑤手指衛生・・・トイレ後や昼食前、おやつ前など手洗いと手指消毒をお願いしています。
お送りの時に・・・(お帰りの際)
16:00
①帰宅前の体温測定・・・お帰りの前に体温測定を行います。
②乗車前の手指消毒・・・車輌への乗車前に手指消毒を行います。
ご利用後は・・・(ご利用者様が帰られた後)
16:00
①デイルーム内の清掃・・・掃き掃除とともに次亜塩素酸ナトリウム液(0.1%)を用いた拭き掃除を行っています。
②テーブルやイス、手すりなどの備品の拭き取り消毒
・・・次亜塩素酸ナトリウム液(0.1%)を用いて拭き取り消毒を行っています。
③送迎車輌の拭き取り消毒・・・次亜塩素酸ナトリウム液(0.1%)を用いて拭き取り消毒を行っています。
飛沫感染予防として・・・
常時
①ストレッチフィルムやアクリルボードなど用いた飛沫感染予防・・・各テーブルに対面着席時の飛沫予防を設置しています。

訪問サービス(ユート訪問リハビリ・ピア訪問介護)における
新型コロナウイルス感染予防の取り組みについて

職員が実施している感染予防対策
①手指衛生
 出勤時・昼食前・外出から帰社時・退勤時・ご利用者の方・患者様への手指衛生6つのタイミング時、
 手洗い・手指消毒を実施しています。
②職員の体調管理
 出勤前・出勤時・昼食前・退勤時の体温測定と健康チェック表を用いての体調確認を実施しています。
③マスクの着用
 全職員サージカルマスクを着用し飛沫感染の防止に努めています。
ご利用者様へお願いしていること ~訪問日当日~
①ご利用前の体調確認・体温測定
 ご利用時間までに体調確認・体温測定をしていただいています。
②ご利用者の方・ご家族様含め37.0度以上、体調不良の場合あるは訪問サービス事業所にご連絡
 していただいています。
 ご自宅で体温測定が難しい方にはサービス提供前にお手伝いさせていただきます。
※県外へ外出または県外の方と接触された方は事前に訪問サービス事業所にご連絡していただき
 感染対策のため2週間利用を控えていただいています。
お伺い前に…(職員)
①マスク着用
 訪問時に職員はサージカルマスクを着用し飛沫感染の予防に努めています。
②訪問用の感染対策物品・健康チェック表の持参(体温計・アルコールスプレー・ハンドソープ・アルコール綿・ペーパータオル)
③車両に乗車する前に手指消毒
お伺い時に…(職員)
①ご利用者の方の(玄関前)にて手指消毒し入室
②サービス提供前に体温測定、健康チェック表を用いての体調確認
③ご利用者の方の洗面台をお借りし手洗い・手指消毒
④健康チェック(体調確認・体温計測定・健康チェック表記録)
⑤定期的な部屋の換気
⑥1ケアごとに小まめな手指消毒を実施しています。
サービス終了後(職員)
①ご利用者の方の洗面台をお借りし手洗い・手指消毒
②車両に乗車する前に手指消毒
③職場に戻り玄関手洗い場にて手洗い・手指消毒
④車両使用後は次亜塩素酸ナトリウム液(0.1%)による拭き取り消毒を行っており、感染症を持ち込まないようにしています。

以上、当グループでの取り組みをご紹介いたしましたが、このような感染対策は今やほとんどの施設や病院で実施されています。
ご利用者の方や患者様また一緒に働く仲間を感染症から守るため今後も日々感染予防対策に取り組んで参ります。